七五三の準備って、スケジュールを調整したり、予約をいれたり…半年くらい前から時間をかけて準備する人も多いですよね。
こんなに時間や労力をかけて準備しても、どうしても予測できないものがあります。
それは、当日の天気!
七五三のお参り当日の天気予報が分かるのって早くても1週間くらい前だし、雨予報が付いても簡単に日程変更できない…!
雨だと着物が濡れてしまう心配もありますから、延期を考えるのは当然です。
七五三の場合、簡単に「雨だから今日やめよ~」とはいかないので、いろいろなことを踏まえたうえで、延期するか?決行するか?を決める必要があります。
七五三を雨で延期するのはとても大変!
お参りの衣装
まず、お参りをするうえで必要な衣装。
ポイントとなるのは
- 着物はレンタル?自前?
- 着付けは自分で?美容院などで?
という点です。
衣装が自前で着付けも自分でやる予定なら、予定変更は難しくないと思います。
しかし、衣裳がレンタルだったり、着付けをどこかでしてもらうなら予約の変更が必要です。
ピークの時期だと、ほかの日もすでに予約がいっぱいなので、希望する日に予約が取れない可能性が高いですよね。
予約していた衣装が人気の高いものなら、この先も予約はずっといっぱいだと考えられます。
もし、予約が空いているとしても「仏滅」や「赤口」のようなお祝い事には不向きな日ばかりじゃないでしょうか。
変更するなら七五三のピークの時期から少しずらしたり、希望していた衣装とは違うものに変更したりといったことも考えることになります。
また、レンタル先によってはキャンセル料が発生するケースもあります。
予報で天気が分かるころにはお参り予定の1週間前とかなので、キャンセル料が高くなっている可能性も!
写真撮影
七五三の記念写真は前撮りする人が多いですが、お参り当日に撮影する場合もありますよね。
室内で撮影するのなら雨でも関係ないですけれど、屋外で撮影する場合や出張カメラマンを依頼している場合などは、こちらの予約変更も必要です。
食事会
お参り後に家族や親族との食事会をセッティングしている場合、お店の予約をしていると思います。
こうした食事会をするようなお店では、「料理も決めて予約しておく」ケースが多いですよね。
料理を決めてしまっている以上、直前でのキャンセルは難しくなります。
お店によって「キャンセルは〇日前まで」といった決まりがあるので、それを過ぎていないか確かめないといけないですね。
家族・親族のスケジュール
七五三は家族だけでなく、おじいちゃんやおばあちゃんが一緒にお祝いしてくれることも多いです。
遠方に住んでいるのにわざわざ来てくれるとなると、簡単にスケジュールの変更はお願いできないですよね。
パパの仕事の都合、祖父母の予定、さらに大安などの良い日…
ぜーんぶをすり合わせてようやく組んだ日取りを、イチから考え直すのはとても大変ですし、今後は予定が合う日がないかもしれません。
七五三のキャンセルが難しいときは?
七五三を雨で延期するとなると、上記に挙げたようなことを全部クリアしていかないといけません。
時間をかけて考えてきたことを短時間ですべて考え直すというのは、とても大変です。
しかも、変更した日がさらに悪天候になってしまったら、「最初の日取りのほうが良かったかも…」と思ってしまいます。
そのため、多少の雨ならば延期せずに七五三を決行するのがいいと思います。
実際に、うちの息子の七五三のときも雨だったんですが、予定通り神社へお参りに行きました。
雨は1日中降っていましたが、幸いにも風が強くなかったので思ったよりも大変さはありませんでした。
ただ、激しい雨のときや風が強いときには、お参りに行くのは難しいですよね。
全部の予定変更が難しい場合には、できるところだけやるというのもアリです!
例えば、スタジオでの写真撮影や食事会など屋内でできるもののみ実行してみる、ということです。
お参りに行けなくても、食事会の席でおじいちゃんやおばあちゃんに七五三の衣裳を着た孫の晴れ姿を見せてあげて、一緒に写真を撮るというのはどうでしょうか。
この日のためにわざわざ予定を空けてくれていたおじいちゃんたちにも「来てよかった!」と思ってもらえるはずです。
実行できそうな予定はできるだけ決行し、神社へのお参りだけ延期して、後日家族でお参りを済ませればいいわけです。
お参りの際に着物のレンタルをもう一度するのは難しいという場合には、洋装でお参りに行っても大丈夫です。
5歳や7歳だと卒園式や入学式のためのお洋服(スーツやワンピース)を用意している、もしくはこれから買う予定という時期ですよね。
神社だと和装のイメージが強いですが、洋装でもきちんとした格好ならマナー違反にはなりません。
最近だと、男の子はスーツでスタイリッシュな感じに!というのも流行っているみたいですね。
七五三だと神社へのお参りはいつまで可能?
神社によって受付時期は異なりますが、11月15日を中心に前後1カ月くらいが一般的です。
12月上旬まで受け付けてくれている神社が多いので、お参りの日程を変更するならこのくらいまでを目処にしましょう。
まぁ、12月後半は神社も年末年始に向けて忙しいので、当然と言えば当然かもしれません(>_<)
例年、11月23日の祝日(勤労感謝の日)くらいまでが特に激しいピークなので、11月末~12月初めを狙えばレンタルの予約なども空きがあるかもしれません。
ただし、七五三をできるギリギリの時期になるため、悪天候になっても再度延期するのは難しいので注意しましょう。
まとめ
お参り当日の天気予報が分かるのはかなり直前になってからなので、衣装のレンタル、写真撮影、食事会など急な変更が難しいものも多いです。
全部変更するとなるととても大変なので、多少の雨なら延期しないほうがいいと、個人的には思います。
ただ、激しい雨だと安全面での心配もあるし、衣装が汚れるのが気になってお祝いに集中できないですよね。
延期するのなら予定をまるごとずらすのではなく、お参りだけを後日にするなど柔軟な対応をすれば、少しは負担が減らせます。
雨の七五三でも良い思い出となることを願っています♪
七五三の写真撮影などほかの記事はこちらにまとめてあります。
よろしければ参考にしてください。
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