叩くと中からお菓子が出てくる、メキシコ発祥のゲーム「ピニャータ」。
子どもに人気のパーティーゲームで、最近ではハロウィンパーティーの企画として行うことも多くなってきました。
ピニャータは「叩いて壊し中身を出す」というものなので、中身に壊れやすいものを入れてしまうと叩いた衝撃で壊れてしまいます。
中身にお菓子を入れる際には、割れにくいものを選ぶ必要がありますし、お菓子以外のものを入れるときも同様です。
どのようなものがピニャータの中身として向いているのか紹介していきますね!
ピニャータの中身をお菓子にする場合
向いているお菓子
ピニャータを叩いて中身が出てきたときに床や地面に落ちてしまうので、衛生面も考えて個包装になっているお菓子を選ぶのが基本です。
割れにくいことが条件になってくるので、
- キャンディー
- チョコレート
- ガム
- グミ
- ラムネ
- マシュマロ
あたりが一般的です。
チョコレートはクランチタイプのものや「たけのこの里・きのこの山」のようにクッキーと一緒になっているものはやめておいたほうがいいですね。
向いていないお菓子
- クッキー
- スナック菓子(うまい棒など)
- おせんべい
- ホームパイ
- チョコパイなどの柔らかいお菓子
クッキーやおせんべいなどの固いお菓子は、叩いたときや落ちたときの衝撃で割れやすいです。
また、チョコパイなどのスポンジを使ったお菓子も、柔らかすぎてつぶれてしまいます。
ピニャータの中身をお菓子以外にするなら、どんなおもちゃがいい?
- 小さなぬいぐるみやマスコット
- スクイーズ
- スーパーボール、カラーボール
- 可愛い形の消しゴム
- ビーズでできたアクセサリー
など、壊れにくく柔らかい素材のものが向いています。
ピニャータを叩いて割ったときに中身が上から落ちてきますから、子どもに当たって危険なものは避けたほうがいいです。
プラスチックなどの固いものではなく、布やビニール、ゴムなどの素材でできているものがおすすめです。
ビーズは素材としては硬いですが、小さめのものなら当たってもあまり痛くないので、軽めのものをチョイスしましょう。
スクイーズはスポンジのような素材で、パンやスイーツなどの可愛いデザインのものも多いです。
最近では100均でもたくさんの種類が売られてますね。
ピニャータの中身として不向きなものを入れたいとき
ピニャータに入れられるものは限られてしまいます。
しかし、「手作りのお菓子をあげたい」「ハロウィンモチーフの可愛い置物をあげたい」などピニャータに入れられないものはどうしたらいいのか困りますよね。
そんなときは、くじ引き制にしてみてはどうでしょうか?
ガチャガチャのカプセルに番号を書いた紙を入れて、その番号を渡すというスタイルです。
ただ、プラスチック製のカプセルだと子供に当たったときに心配ですよね。
小さな子供が参加する場合には、カラーボールに番号を直接書いておくという方法もあります。
また、番号ではなく、カラーボールの色ごとに景品を分けるというのも面白いんじゃないでしょうか。
くじ引き制なら、割れやすいお菓子、固いおもちゃなども景品として用意することができるので、子どもの年齢に合わせて喜ぶプレゼントを用意してみてください。
ピニャータの中身が物足りないときは?
お菓子だけ、おもちゃだけでもいいですが、両方入れても子どもは楽しんでくれます。
それでもピニャータの中身にボリュームがもっと欲しい、もっと華やかにしたいというときには、装飾として次のものを一緒に入れてみましょう。
- 紙吹雪
- 折り紙
- リボンやカラーテープ
など、イメージはくす玉を割ったときに出てくるようなものです。
スパンコールやビーズも落ちてくるときにキラキラしてキレイなんですが、細かすぎるものだと後で掃除が大変です(>_<)
ハロウィンなら折り紙でハロウィンモチーフのカボチャなどを折ったり、切り抜いたりして入れるとイベント感が増します。
ピニャータの中身を選ぶときの注意点
ピニャータの中身を選ぶときは割れない・壊れないものを選ぶというのが条件ですが、それ以外にもいくつか注意することがあります。
子どもの年齢に合わせたものを選ぶ
参加する子供の年齢に合わせて中に入れるものを選ぶ必要があります。
小さな子から大きな子までさまざまな年齢の子どもが参加するようなパーティーなら、各年齢の子に合わせたものを万遍なく用意しましょう。
個数を決めておき、足りるようにしておく
ピニャータは落ちてきたお菓子やおもちゃを参加した子供たちみんなで拾うことになります。
「自由に取っていいよ」となると、たくさん取れる子、全然取れない子が出てきてしまって、けんかやトラブルの原因となる可能性があります。
あらかじめ「ひとり〇個まで」と決めておくことでトラブルも避けられますし、中身を用意するときにも計算しやすいですね。
ひとりの個数×参加人数なら足りますが、念のためにそれより少し多めに用意しておくと安心です。
持ち帰り用の袋を用意しておく
ピニャータの中身に直接関係あることではありませんが…。
拾ったお菓子やおもちゃを入れて持ち帰るための袋を用意しておくと、親切ですね!
ひとり当たりの個数が決まっているなら、袋の大きさも想定できるので用意しやすいですよ。
ハロウィンなら、可愛い手提げ用のビニール袋が100均などでも売られていますよね。
みんなが同じ袋だと、どれが誰のものだか分からなくなってしまう可能性もあるので、袋を配る前に名前を書いておくとさらに親切です。
ピニャータの中身に関するまとめ
お菓子を入れる場合もおもちゃを入れる場合も、ピニャータを叩いたときや床に落ちたときに割れない(壊れない)ものを入れるのが基本です。
そのうえで、参加する子供の年齢に合わせて中身を選びましょう。
紙吹雪などを一緒に入れたり、くじ引き制にしたりするなど、自由に中身をアレンジすることでより盛り上がるようになります。
準備は大変だと思いますが、楽しいパーティーにしましょうね♪
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