炊飯器やテレビといった家電製品は買ったらそのまま一年中使うので片付ける必要がなく、外箱は捨ててしまうという人も多いでしょう。
しかし、扇風機は使わない時期も出てくるので、オフシーズンには片付けることになります。
その際、購入時に扇風機が入っていた元箱をそのまま利用する場合もありますが、それだと片付けづらいと感じることもありますよね。
元箱をとっておくべきか、捨ててしまい違う収納法を考えた方がいいのか、それぞれのメリット・デメリットについて紹介していきます。
扇風機を箱にしまうメリット・デメリット
メリット
箱に入れてしまうようにすると、ほかのものを重ねやすくなるなど、収納がしやすいという点が一番のメリットです。
特に扇風機を複数台保有している場合には置き場所にも困りますから、重ねて収納することで空間を有効に使えます。
また、どの箱にどの扇風機が入っているのかも分かりやすいので、必要になって出すときにも便利です。
扇風機を使っている間も空き箱はそのままにしておいておけば、収納場所をキープしておけますね。
扇風機をしまうはずの場所にうっかり別のものを置いてしまって、「扇風機を片付けるスペースがない!」といった事態も防げます。
デメリット
元箱にしまうには、基本的に分解しないと入りません。
片付ける前に分解して掃除をするのなら、掃除のあとそのまましまえばいいですが、使うときに再び組み立てるのが面倒だと感じる人もいるでしょう。
また、空き箱だけを置いておくのは収納スペースを無駄にしているようにも思えます。
どうしても空き箱分のスペースの無駄が気になるようなら、箱の中にオフシーズンの冬物などをしまっておけば、少しは空間を有効活用できるのではないでしょうか。
扇風機の箱を捨てるメリット・デメリット
メリット
箱を捨ててしまえば、扇風機を使用しているあいだ収納スペースがまるっと空くので、ストーブやヒーターなどの暖房器具を代わりにしまえるようになります。
また、しまうときにはカバーをすれば分解しなくてもそのままの状態でしまえるので、次に使うときも簡単な掃除をすればすぐに使えてラクです。
デメリット
扇風機は形状が特殊なので、ほかに収納するものとの兼ね合いが難しくなります。
特に複数台あるとたくさんの収納スペースが必要になってくるので、デッドスペースが多く生まれてしまいます。
何台もあるときは分解して好きな収納ケースにしまうのもいいですね。
入れるケースを統一すればスペースを無駄なく使えますし、キャスター付きの衣類ケースなどに入れれば出し入れもラクになります。
扇風機の箱の捨て時とは?
結局、箱はいつ処分したらいいのでしょうか。
元箱を使って収納する方法にはメリットもありますが、箱の素材はほとんどが段ボールなので長期間使い続けるのには向いていません。
何度も出し入れを繰り返していると、箱はどんどんボロボロになってきてしまいます。
段ボールは劣化しやすいですし、湿気にも弱いのでカビの発生やダニなどの虫の温床となってしまう可能性もあります。
私はできれば箱は処分してしまったほうがいいと考えていますが、絶対にとっておいたほうがいい場合もありますよね。
それは、いらなくなって売りたくなったときです。
扇風機に限らず、家電を買取に出すときには箱や説明書があったほうがいいですよね。
ただし、扇風機は新製品が出てくるサイクルが早いので、売れるとしても2~3年前のモデルが限界だといわれています。
製造年が5年以上前だとリサイクルショップで買取すらしてもらえない可能性が高いそうです。
メルカリなどの個人売買なら買ってくれる人がいるかもしれませんが、扇風機のような大きなものだと送料も高くなるので利益はあまり期待できません。
現在使っている扇風機が気に入って何年も使っているものなら、もう売ることもないでしょう。
購入してから2~3年以上経っているなら、それを一つの目安として箱は処分してしまうのがおすすめです。
まとめ
扇風機の元箱を利用して収納する方法にはメリット・デメリットどちらもありますが、私個人の意見としては捨ててしまったほうがいいかなと考えています。
わが家の扇風機は1台だけで結構古い昔ながらの扇風機を使っています。
箱はもうかなり前に捨ててしまっているので、空き箱に収納スペースを取られるようなこともありません。
また、最近では冬でも扇風機を活用できる方法を知ったので、ここ何年かは一年中出しっぱなしにしていますね。
よければこちらの記事も参考にしてみてください。
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